#014 イギリスの大学院-03 授業 最初の講義 楽しい?辛い?

イギリスの講義について感想をお伝えいたします。
結論から言いますと、初日は辛い、翌日は楽しかった!

イギリスの大学院修士課程(Taught course)は日本の学部時代のようにクラスメートと講義の部屋に行き、各学科の各授業を受けます。

と言っても!!イギリスの授業はシステムが異なります!

1日目はシステムが良くわからなくて、予習をせず授業に望んでしまい、
半泣き。。。状態。。。。日本が頭をよぎりました。。。。帰国。

(ペッパピッグのケーキ!こういうお菓子がパン屋さんにおいてあります。)


あんなに楽しみにしていた授業がほとんど聞こえてこなかった私の中には


TED: 社会心理学者Amy Cuddy先生のスピーチが聞こえてきました。

I am not supposed to be here... 
ここにいるべきではない・・・。

と同時に、これも脳裏に浮かびました。

Fake it till you make it, ..(中略)...Don't fake it till you make it. Fake it till you become it.
出来るまで、できるフリをしなさい・・・・・
そうすれば、フルをしているんじゃなくって、そうなる!(意訳) 

という言葉です。これは、交通事故にあった彼女のIQが下がって、
大学の授業について行けなくなった時の実体験にまつわるお話。

(線路は続くよどこまでも・・・)

私はこの言葉を知っていたからこそ、留学の準備期間いろいろと乗り越えられました。
ありがとうエイミー先生。(知り合いではありません)

English「Amy Cuddy: Your body languare shapes who you are」From 16'00"-
日本語エイミー・カディ 「ボディランゲージが人を作る 16分ごろから

授業後に友達に、授業の教材の場所(イントラネットの中をくまなく探す方法)を聞いたりして
そして、予習がとーっても大切なことに気が付きました。ちゃんと配られた資料は見ていたのですが、あまりにも膨大で、見てもスルーしてしまっていました。あと、授業のに日付が書いているわけではなく、1,2,3、Ref、あとは先生の名前で書いてあったり、しており、どれがどの日の資料かわからないのです。

無事に授業スライドを授業前に手に入れることができたため、その日に2日目の4コマ分の授業(6時間:200ページほどのスライドと10報の論文+事前質問集+Ref本)を授業後1日で予習するという羽目になり、ほぼ寝れずにまた6時間の授業に望む羽目になりました。。。。が英語がだいぶ聞こえてきました!!

(ホットドッグ・・・)

そして、楽しめるようになりました。というのも、1日目に比べ英語が聞こえてくるし理解できる。もちろん100%理解できたわけではありません。が、聞こえることにより、うれしくなって、モチベーションが上がりました。さらに授業中に発言できたからです!ちょっとでも、みんなの前で意見が言えると、何となく自信につながります。でもそのためには予習が必要です。(特に私の場合は、英語がままならないので、準備が必要。)

発言(質問に対する回答、自分の意見を言うこと)をしなければいけないプレッシャーもありますが、その違いが楽しいのではないかという気もしてきました。そしてそれは答えがあることではないことが多い。Debateの練習をしてこなかった日本人(私だけ?)にとって発言することはとても緊張します。

◆講義の部屋◆

いろいろな部屋がありますが、20人程度の場合、1人1机の可動式の机付の椅子が多く、真ん中にあるディスプレーに先生がスライドを写し、生徒が半円状になって取り囲むような形です。動き回れるので、毎回隣の席には違う人が居ます。私はこれは結構好きです。

長い机に並んで座る、レクチャー室もあります。(日本でも良くあると思います。)

(色が濃いアジサイ)

◆おすすめの席◆
ホワイトボードの近くの最前列です!最初は自信がないため、後に座りました。しかし、、Hand writing が読めない!先生の字が読めないのです。結構小さい字で書きます。日本語に慣れている私たちは日本語の字が癖字の先生がいても、何となく読めると思います。それと同じで、アルファベット圏の人達は先生の字を遠くからでも読めるのですが、私ははっきり言って読めない!!近ければ、まだ見えるので、解読できる可能性が高くなるのですが、読めないことが多いのです。そして、先生は授業後すぐ消してしまう人もいるので、近づくチャンスがない。そうだ!元から近くに座ろう!というわけです。講義室によっては、グループで使えるようにホワイトボードが4つもあるところもありましたが、先生が使いやすいような場所にあると思われるホワイトボードの近くを狙って、座るようにしています。つまり一番前になることが多いです。後ろからのプレシャーもありますが、前に座ることにより少しは、授業についていきやすくなりました。アルファベットを書くのもやはりネイティブよりは遅いので物理的に解決。ホワイトボードの近くの最前列おススメです。

(限定砂場!そういえば、イギリスの公園は砂場をみないな)

◆講義の注意点◆

先生がこの授業とかではないのです(私のコースの場合ですが。。。)毎回先生が変わる。前もって質問は考えておかないと来週聞こう!と思っても逃すこともあるのです。とても不思議です。まだ2週目の私には頭がついていきません。

日英大学院、教育システムの違いについてはこちらをご確認ください。

(アヒルDuckってみんなは言うけど・・・これなんだ?)

これから、どんどん課題提出も増えて追い込まれると思いますが、少しでも講義を楽しんでいきたいと思います。(勉強しに来ているわけですからね。)

追記

#028 イギリスの大学院-4 前期の授業終了!! 冬休みって長いの?帰国できるの?

をアップしました。こちらもご興味がある方は参考にしてください。

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3 コメント

キム兄 さんの投稿…
お久しぶりです、愛知のキム兄です。少し見ない間に一杯更新されてる~!!
それにしても凄い情報量ですね。勉強しながらブログの執筆まで。ピーク時のみのもんた並みの忙しさ!ちゃんと睡眠とれてますか?
でも、毎日充実してそうですね。遠くから応援してます。
ayumi.suzuki さんの投稿…
このコメントは投稿者によって削除されました。
Linco さんの投稿…
またお時間があるとき、覗いてください。更新が止まってしまっておりますが、キム兄のように何事も楽しんで積極的に取り組めるように頑張りたいと思います。こちらからも日本を応援しておりまーす☆